この記事では時間やお金がなくて自分のやりたいことができていない方におすすめの本『手ぶらで生きる。』をご紹介します。
この本はミニマリストしぶさんの暮らしや考え方からより自由な生活を送るために必要な生活習慣やマインドを学ぶことができます。
・時間やお金にしばられず自分のやりたいことに集中したい人
・ミニマリストに興味がある人
ミニマリストしぶさんってどんな人?
ミニマリストしぶさん(以下、しぶさん)といったらやはりYouTubeではないでしょうか。
しぶさんがミニマリズムについて語る動画
これぞミニマリスト!というぐらい本当に何もない部屋が印象的なYouTubeです。
YouTubeだけでなくミニマリストの人が好むようなコンパクトなデザインの財布や服などを開発する事業もやられています。
『手ぶらで生きる。』ってどんな本?

・タイトル:手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になれる50の方法
・著者:ミニマリストしぶ(本名:澁谷直人)
・出版社:サンクチュアリ出版
・発行年月:2018年5月7日
・ページ数:224ページ
・定価:1,200円+税
この本はミニマルに暮らすしぶさんの実生活をもとに自由な生活を送るための具体的な方法が50個紹介されています。
本の目次を一部抜粋してまとめました↓
・冷蔵庫、テレビ、収納、財布を持たない
・月7万円で生活する
・狭い家に引っ越す
・毎日同じ服を着る
しぶさんは1人暮らしで月7万円という超最小限の生活をしていたので、お金がないと感じている方はぜひ参考にしてみましょう。
また、ミニマリストならではのマインドについても書かれています。
・「出口戦略」を考えて増やす
・「好き」ではなく、「大大大好き」な物を選ぶ
・「物の消費=時間の消費」であると知る
・本当に大切な1%のために、99%をそぎ落とす
その他にも健康面や人間関係に関するミニマリズムについても書かれています。
・1日1食で生活する
・利益をもたらす人間としか付き合わない
手ぶらで生きるとは?
本のタイトルでもある「手ぶらで生きる」とは実際どんな状態のことなのでしょうか?
簡単にまとめた図解を作ってみました↓

この5つの雑念を頭の中で考えないで済む状態が「手ぶら」であると述べられています。
ここではこの本を読んだ私が考えるなくすべき雑念についてまとめました。
①お金:見栄のための購入資金
②時間:探し物をしている時間
③空間:使わないものを収納しておくスペース
④管理:パスワード管理
⑤執着:完璧主義
私の場合、これらを手放すことで自分の身の回りも心も身軽になれたと思っています。
また、前よりも時間やお金に余裕ができたことで挑戦できることが増えました。
メリット・デメリット
この本のメリットとデメリットについてまとめました。
・具体的な項目ごとに内容が短くまとめられているので読みやすい
・ミニマリストのことをよく知らない人が読んだ場合、新たな知見がたくさんあって学びがある
活字の本が苦手だという人でも短い文章で書かれているのでスラスラ読めてしまいます。
また、ミニマリストについて興味があるけれどまだよく知らないという人が読むとすごく勉強になる本だと思います。
・内容が極端なものがあり、すぐに実践することが難しいものもある
・ミニマリストについてすでに知識がある人が読むと知っている内容も多く新たな視点は少ない可能性がある
正直、「冷蔵庫を持たない」という非常に極端なことをやっている方なので実際に実践できるものは少ないかもしれません。
読んでみて自分の生活にも取り入れてみたい!というものがあれば取り入れるくらいでよいのかなと個人的には思います。
最後にミニマリストについてそれなりに知識がある方にはあまりおすすめできません。
ミニマリストについてある程度知識がある方が読むとこれよく他のミニマリストさんも言っているなと感じる部分も多いからです。
ミニマリストについてある程度知識がある方にはしぶさんの2冊目の著書『手放す練習』の方がおすすめです。
まとめ
本日はミニマリストしぶさんの『手ぶらで生きる。』を紹介してきました。
結論、ミニマリストのことをよく知らない人で「時間ないなーお金ないなー」と感じている人に読んでもらい1冊になっています。
この本が気になった方は本屋さんでちょっと覗いてみるだけでもよいと思うので、1度手に取ってみてほしいです。
・時間やお金がないという人に向けて具体的な改善策が書かれている
・この本1冊読むだけでミニマリズムが何であるかを知ることができる